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七十二候「鶺鴒鳴」に見る、担い手が持つ精緻な目

2026年9月23日 ・ 株式会社ANDROMEDA JAPAN ・ 文化・暦
截金と金箔の細工

9月15日ごろ、暦は「鶺鴒鳴(せきれいなく)」と呼ばれる時期に入ります。七十二候の第四十四候、白露の次候にあたります。

七十二候は、一年を二十四ではなく七十二に分けます。ひと月ごとではなく、およそ五日ごとに季節を区切る数え方です。鶺鴒という鳥の高く澄んだ鳴き声が、秋のはじまりを告げる目印とされてきました。

この細かさに、驚いたことはないでしょうか。五日で季節が動くとみなすほどの目の細かさは、決して大づかみな観察からは生まれません。

1. 富結 TOMIYUIの立場

富結(とみゆい)TOMIYUIは、この目の細かさこそが担い手の仕事そのものだと考えています。糸の張り、土の乾き、漆の粘り、木地の反り。一日のうち、ほんのわずかな違いを見分ける目。それは長い年月をかけてしか身につかないものです。

ところが、この精緻さは国内では当たり前とみなされ、誰に気づかれることもないまま積み重なっていきます。担い手ご自身も、それを特別な技術だと意識する機会は少ないかもしれません。

海外の目に触れたとき、その精緻さはまったく違う評価を受けます。五日ごとの季節を数え、日々の作業にその違いを織り込んでいく姿勢そのものが、他では容易に真似のできない稀有な価値として映るのです。

「結(ゆい)」は、日本の村落で力を出し合い、順に助け合ってきた仕組みの名です。富結(とみゆい)TOMIYUIは、この考え方を担い手と世界の顧客のあいだに置きます。作り手が一人で気づかれにくい仕事を続けるのではなく、その仕事の精緻さを見る目を持つ人たちと結び、生まれた富を分かち合う場をつくることが、私たちの立場です。

2. 富結の仕組み(70/15/15)

富結 TOMIYUIは完全成功報酬です。前もっていただく費用はありません。作品が売れたそのときに、売上の七割(70%)を担い手へお戻しします。売れないかぎり一円もいただきません。

残りのうち運営15%は、撮影・物語の執筆と翻訳(日英)・EC運営・国際物流という四つの実務にあてる原資です。共栄基金15%は、誰かひとりのためではなく、加盟する担い手全体のために使う資金で、使途は次の四つに限定されています。一、販売の支え(出店やイベントなど作品が人と出会う場)。二、後継者の育成(学ぶ時間・道具材料・発表の場)。三、担い手様の協業(異分野との共同企画・開発)。四、そのほか(営みを守るための柔軟な運用)。

3. よくある質問(FAQ)

Q1. 七十二候「鶺鴒鳴」とはどんな時期ですか。

A. 二十四節気「白露」の次候にあたり、例年9月12日ごろから9月17日ごろまでの期間です。鶺鴒という鳥の鳴き声が秋の気配を告げるとされてきました。

Q2. 伝統工芸の海外販路には、どんな難しさがありますか。

A. 言語の壁、物流、真贋の証明、価格決定権の所在など、担い手お一人で越えるには負担の大きい実務が重なります。富結 TOMIYUIは、このうち撮影・翻訳・EC運営・国際物流を運営15%の実務として引き受けます。

Q3. 富結(とみゆい)TOMIYUIとは何ですか。

A. 日本の作り手と海外の顧客を結び、生まれた収益を共栄基金として循環させる、加盟型のキュレーション・プラットフォームです。株式会社ANDROMEDA JAPANが運営します。

Q4. 加盟すると、どのような費用がかかりますか。

A. 加盟費や委託にあたっての前払い費用はありません。作品が実際に売れたときにのみ、売上の一部(70/15/15)を按分します。

Q5. どんな担い手が対象ですか。

A. 職人・作家・伝統産業の担い手の方を対象としています。特定の産地や技法に限定はしていません。

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迷っておられる段階でのご相談も、心から歓迎いたします。

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