大切に作った作品を、まだ関係の浅い相手に預けるのは不安です。預けた先でどう扱われるのか、手元からは見えないからです。預ける前提で話が進むのが当たり前だと感じている方も、多いと思います。この記事では、富結(とみゆい)TOMIYUIの現物不預託型が何を意味するのかを整理します。結論として、作品は預けず、工房の手元に置いたまま検討できます。
1. いま何が起きているか
販路の話になると、作品を委託に出す、預けて売ってもらうという形が多く語られます。預けた作品は手元を離れ、その間は制作にも展示にも使えません。状況も見えにくくなります。売れ残れば、戻ってくるまでの手間も生じます。点数の少ない工房ほど、預けること自体が大きな負担になります。さらに、預け先との条件を確かめるだけで、制作の時間が削られていきます。作り手の側から見れば、預けるかどうかは、その後の扱いを信じられるかどうかの問題でもあります。
2. どう考え、どう動くか
考え方の軸は「作品を手元から離さずに済むか」です。確認したい点は次の三つです。
- 作品を預けることが前提の仕組みかどうか
- 前払いの費用があるかどうか
- 売れたときに何が起きるのか、説明があるかどうか
富結 TOMIYUIは、作品を預けない形で運営しています。まずは相談だけでも構いません。相談の段階で、作品を動かす必要はありません。判断材料がそろってから決めて問題ありません。話を聞いたうえで、ご自身の工房に合うかを判断してください。
3. 富結 TOMIYUIの立場
富結 TOMIYUIは、現物不預託型の加盟型プラットフォームです。前もっていただく費用はありません。作品が売れたそのときに、売上の七割をお戻しします。売れないかぎり、一円もいただきません。運営15%は実務の原資に、共栄基金15%は加盟する担い手全体のために使います。基金の使途は、販売の支え・後継者の育成・担い手の協業などに限定しています。
4. よくある質問(FAQ)
Q1. 現物不預託型とは何ですか?
作品を運営側に預けず、工房の手元に置いたまま取り組む形です。
Q2. 費用は先にかかりますか?
前もっていただく費用はありません。作品が売れたそのときに売上の七割をお戻しし、売れないかぎり一円もいただきません。
Q3. 相談だけでもできますか?
できます。加盟を決める前に、まず話を聞くだけでも構いません。
