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共栄基金15%はどこへ使われるのか——後継者を育てる仕組み

2026年10月14日 ・ 株式会社ANDROMEDA JAPAN ・ 仕組み・加盟案内
手打ちの鉄瓶

富結(とみゆい)TOMIYUIは、日本の作り手と海外の顧客を結び、そこで生まれた富を「共栄基金」として次の世代に循環させる仕組みです。今日は、その基金がどのように使われているのか、特に「後継者の育成」という使い道について書きます。

1. 弟子を取れない工房が増えている理由

伝統工芸の現場では、担い手の高齢化が進んでいます。従事する人の多くが50代以上であることは、国の資料でも繰り返し指摘されています。

後を継ぎたいという若い人がいても、教える側の工房に、その人を育てる時間や道具代、材料費までを負担する余裕がないことがあります。多くの工房は従業員規模が小さく、販路も限られているため、資金繰りそのものが厳しいのが実情です。

2. 富結 TOMIYUIの立場

富結 TOMIYUIは、この課題を「個々の工房の努力不足」として片付けません。作り手一人が背負うには重すぎる負担を、加盟する担い手全体で分け合う仕組みとして共栄基金を設計しています。

富結の収益還元は、作品が売れたときにその売上の70%を作り手へ、15%を運営(撮影・物語の執筆と翻訳(日英)・EC運営・国際物流)に、残りの15%を共栄基金として積み立てる構造です。前払いの費用は一切ありません。売れないかぎり、当方も一円もいただきません。

3. 共栄基金が後継者育成にどう使われるか

共栄基金の使途は四つに限定されています。一、販売の支え(出店やイベントなど作品が人と出会う場をつくること)。二、後継者の育成(学ぶ時間・道具材料・発表の場をつくること)。三、担い手様の協業(異分野との共同企画・開発)。四、そのほか(営みを守るための柔軟な運用)。

このうち後継者の育成にあてられる分は、弟子や若手が技を身につける期間の道具・材料費、発表の機会をつくるための費用にあてられます。撮影や翻訳といった運営実務は基金の使途ではなく、運営15%の側で担っています。この区別をあいまいにしないことも、富結が大切にしている表記の一つです。

4. よくある質問(FAQ)

Q. 共栄基金とは何ですか?

富結 TOMIYUIで作品が売れた際の売上の15%を積み立てる基金です。使途は販売の支え・後継者の育成・担い手様の協業・そのほかの四つに限定されています。

Q. 共栄基金は後継者育成にどのように使われますか?

学ぶ時間の確保、道具や材料の費用、発表の場をつくるための費用にあてられます。

Q. 富結 TOMIYUIに加盟するのに費用はかかりますか?

前払いの費用はありません。作品が売れたときにのみ、売上の一部をお預かりする完全成功報酬です。

Q. 共栄基金の使途は他に何がありますか?

販売の支え、担い手様との協業、そのほかの柔軟な運用があります。

Q. 富結 TOMIYUIとは何ですか?

日本の作り手と海外の顧客を結び、生まれた富を共栄基金として循環させる、加盟型のキュレーション・プラットフォームです。

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